かつてのSONYへ送る言葉

閑。さんより。

621 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:05/01/22 03:23:10 id:QaNfBWtT
天国の井深さん、盛田さんへ。
あなた方が立ち上げたSONYが、今、多くの消費者から嫌われています。
 
あなた方がご存命だったころのSONY製品は、
その高い信頼性と、優れた機能と、洗練された使い勝手で、
多くのファンを作り出してきました。
また、世界に先駆けて新しい商品を開発し、
その商品自体が新たな商品カテゴリを生みだし、
その結果人々の生活スタイルまでもが変わるほどの創造性がありました。
あなた方が作り上げた商品は、SONYのブランドに恥じないように、
細心の注意を払って、使う人の身になって考えられた設計がされていました。
そうやって消費者を大事にしてきた結果が、「SONYの製品なら安心だ」という
信頼を築いてきたのだと思います。
 
そのSONYブランドを掲げる会社が、今、多くの消費者の信頼を裏切る製品を、
次々と世に送り出しています。
そして、それを恥じることなく、開き直って、自分を著名建築家に例える人物が
その会社の代表として存在しています。
もはや、SONYの信頼は地に落ちました。
世界をあっと言わせたトランジスタラジオ、メディアの開発から手がけたテープレコーダ、
美しい画質のトリニトロン、「生録」と言う趣味を生みだしたデンスケ、
性能ではVHSをはるかに凌駕するβマックス、世界の共通語となったウォークマン
そんな素晴らしい製品を生みだした会社であることは、過去の話となりました。
「少々高くてもSONYだから買う」と言う消費者も、ずいぶん減ってしまいました。
私は残念でたまりません。
 
井深さん、盛田さん、もしこの書き込みを天国で見ることが出来たなら、
SONYの手綱を引く人たちに教えてあげてください。
どうすれば再びSONYが信頼のブランドになるのかを。
どうすればお客さんが納得してくれるのかを。
再びSONYが信頼を得る事を、心から願っています。
 
閑。 −
∧ ∧
(,,゜Д゜)<それでもSONYが好きな人がいるから

自分が子供の頃のSONYは、手が届きそうで届かない、高級であると同時に憧れのブランドだった気がします。
あの頃のSONYは、今、何処へ。